素朴社販売、神山安雄氏編集「定年就農」に紹介されました。
田園回帰で拓くセカンドライフ、多彩な体験例として発行されたもので、第五章人生二毛作農で企業で62歳で帰農に、自分が食べて納得した果物だけを販売、として紹介されています。
60代以上の新規自営農就農は毎年2万5000人いるそうで、その中の実例として20組をインタビーされ纏められています。(40〜50代で就農された方もいます。)当方の小野農園はホームページを出していますので、それを見て選ばれたのだろうと思います。
インタビューでは就農した経緯と、現在の農業の状態とどのような考えで進めているかについて答えています。南アルプス市の農業従事者の平均年齢は70才に近づいていますので、その中での農業なのでまだまだ若い気がしていられる状況です。会社勤めをしていましたので、厚生年金があります。農業をずっとされてきた方は基本老齢年金だけの方が多いようですので、その点では恵まれた状態と思われますが、父が中断した農業を再立ち上げなので相当な初期費用がかかっています。それなのに、なぜ農業をするのかの思いも書かれていますので、また、私以外の多数の方の思いも書かれていますので、興味のある方はご一読ください。